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失敗に終わったRuns Prevention(失点防止)

テキサスレンジャーズ、アメリカンリーグ初制覇おめでとうございます!
いやはや素晴らしい投手陣でした。リーの貢献はもちろんだけど広島から移籍した
ルイスもNYYに2勝でリー様をワールドシリーズ初戦から使えることになりましたし
頑張りましたね。伝説の大投手ノーラン・ライアンもうれしそうだったな~。

シーズン前レッドソックスのディフェンスに関する
こんなものがあったのを覚えていますか?
http://matsuzaka18.blog7.fc2.com/blog-entry-696.html

現在Defensive Runs Saved(捕手は盗塁阻止能力のみ)
はUZR RUNSとともにありがたいことにファングラフに掲載されています。
GMもディフェンスがうまく行かなかったのは早速シーズン終了後に認めていましたね。
特にラインドライブ%がそれほどでもないのにBABIPが極端に高くなっている投手なんかは
ある程度守備の影響を受けていたと言えるかもしれませんね。ベケットなんかはかなり極端
に高いから運やベケットの状態が悪かったというだけでなく守備力も多少は悪い方に影響してるのかなと。


2010DRS.jpeg
例によっていつもの図で。ポジション別にDRSをしるしたものです。
この指標上、青が平均よりだいぶ上、緑が平均以上、黄色が平均以下、赤が平均より大きく下と言う感じで分けました。ポジションでというくくりなのでポジションでの数値が悪くても
レギュラー一人だけの数値を反映しているわけではなくそのポジションのすべての控え選手の数字も
反映されています。1塁側下の部分は投手の数値。

DRSについては上のURLに説明しているリンクがありますのでそこを参考にしてくださいませ。


ベルトレ、スクータロ、キャメロンの加入で昨年のチーム全体のDRSの(-52)より80点程度の改善になるはずが
チーム全体で今年も(-50)と昨年とほとんど変ってません。UZRではむしろ昨年より全体でかなりのマイナス。
たしかにGMの言うとおりうまく行かなかったというのも
DRS上でも見て取れます。
特に悪いのが外野全体とSSとバッテリーによる盗塁阻止で、外野は3ポジション全体では
DRSでは30球団で下から3番目。UZRでも同様。
エルズベリーの負傷とキャメロンの故障が
大きく響いています。LFはエルスベリーがいなくなった後ハーミダ、ナーヴァ、ホールがメインですからね。
守備力が落ちるのも当然と言えば当然。
途中レディックがLFに入った時は見た目でも3人とのレンジの違いを大きく感じたものです。
彼がそれなりにに打ててれば間違いなく守備のアドバンテージでもっとたくさん使われていたでしょう。
CFはキャメロン自体が故障でシーズン最初からパフォーマンスを見た目でも分るくらい大きく落としてましたし
故障からも戻ってきても手術しないと完治しないと言われていた通り
影響は大きくほぼ2試合に一回スタメンのペースでしか使えませんでした。
急遽マイナーからあげられてCFも頻繁にまもっていたマクドナルドも
初めからCF守備ではMLB平均以下と見られていた通り
CF守備は荷が重かったと言うのもあります。
スクータロは途中までは良くも悪くもなく人工芝ホームからこちらに来た影響も多少あったと思います
がシーズン後半は動きがやや鈍く送球のミスも結構目立ってました。
途中まで数値も平均的だったように思うけどやっぱり最後のほうは
肩の痛みと、チーム事情から休みをほとんど与えず使いすぎたことが結構大きく響いたのか
パフォーマンスを大きく落としていたように思います。よって2Bに移して肩の負担
を減らすと言う措置をレッドソックスは終盤に取りました。
唯一思い通りにいったのが数値上はベルトレということに。
2Bペドロイアもシーズン通してチームにいればもっと失点阻止に貢献していたはず。
ホールさんをぎこちない2B守備でも使わなきゃいけない事情があったのは仕方ありません。
バッテリーのマイナスのほとんどが盗塁によるものですが
盗塁阻止に関しては指標の作者が35%が捕手の影響、
65%が投手の影響と言及していて試行頻度と成功率から得点化しているそうです。
へえ・・・盗塁阻止って言うと捕手の能力がもっとも持ち上げられがちだけどこれは
なかなか衝撃的。
投手の過去の盗塁阻止率が捕手の評価にも関係するらしい。計算の仕方とかわからないけど
つまりキャリアであまりにも盗塁を許す投手を受けている捕手の場合盗塁を許しても
捕手の盗塁阻止に関する評価自体はあまり下がらないということかな・・。
逆に阻止すれば大幅に+がつくってことかな。
ちょっとこの辺ははっきりとはしてないけどこれもかなり悪いですね。
でもここに関してはある程度最初から覚悟していたところではあるので
最も計算外だったのがやはり外野守備CF、LFとSSと言うことになるのかな。
ライトはUZRとの差がかなり大きくちょっと判断は難しくなってるけど
JDの守備自体はいまだに悪くないと思うんだけど。

全体として故障者の影響を受けたのは打撃よりも守備の方が大きかったかも。
シーズン前の失点阻止で戦力アップというお題目も取らぬ狸の皮算用で終わってしまった感じです。
どうしようもない不慮の事故的なものもあるけど故障回避力っていうか予防とか耐久力てのもやっぱり
選手の実力のうち・・・・なんて感じた一年でもありました。
健康に関しては予測がもっとも難しいですね。外野に関してはやっぱり途中クリスプあたり欲しいなあ
なんてずっと思ってたんだけど
ケイリッシュが昇格してから途中からそれなりに可能性は見せてくれましたから
結果としてはそんなに悪い話でもないかな。

来季こそ失点阻止なるでしょうか。

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2010 失意のリリーフ

えーと長らくお待たせしましたって別に待ってないか(笑)

ナショナルリーグのプレーオフ面白いですね。
特にジャイアンツとブレーブスは先発の質が両チームともすごく高くて面白い。
ところで目を見張るのがATLの若手リリーフ。すごいですねえ・・。
明らかに将来的にクローザークラスに育つだろうなって感じの
キンブレルとかヤンキースから取った左のダンとかヴェンタースなんて左もいて、
今年ブルペンが機能しなかったのを見ていたレッドソックスの1ファンとしてはATLの若手リリーフ
に涎をたらしながら見ています。 斎藤やワグナーの元BOS組もシーズンは活躍したようですし
まさに橋渡しがうまく行ってるなと言う感じですね。レッドソックスのリリーフと違って。



今年のリリーフ投手。 骨には異常はなかったけど崩れました。
ERAが4.24とアメリカンリーグで下から三番目という結果に終わってしまいました。
まあシーズン前から確かに不安視されていたポジションでありましたけど予想以上にダメでしたね。
途中から補強も試みたけども結局うまくいかず即戦力を補強することも叶いませんでしたし
下からの突き上げもドーブロントがちょっといい働きしたくらいで他の選手はやや期待外れと言っても
いいでしょう。
シーズン前基本的に補強しなかったというか野手と先発に資金を多く使ってしまったためできなかった
というのが正直なところじゃないでしょうか。途中からそんな感じのコメントをエプスタインGMも出してたような
気もします。
と言っても何もしていなかったわけではなく
実際ツインズからボンサーをトレードで獲得してリリーフで使おうとしたり、
ショーエンワイスやシャウス、エンブリー
ネルソンみたいな左対策要員もマイナー契約で獲得したりラモン・ラミレス2号やF・カストロ
なんて投手もウェーバー(だったっけな?忘れた)
なんかで拾いましたけどどれも上手い話とは行きませんでした。アッチソンがかろうじて
頑張ったくらいなもんで後は全滅。それに加えてデルカ-メン、ラミレス、岡島と全員
8回につなぐ役割を果たせずラミレスとデルカーメンは途中放出でグラウンダー系の投手プロスペクトと交換。
パぺルボンも不振で過去最高のBSと ほぼバード以外総崩れといった感じでした。

来年はリリーフのプロスペクトも思うように育ってないし
今の状況じゃ外から補充するしかないですね。来季25人枠 完全に確定と言えるのはバードくらいなもんで
パぺルボンやアッチソン、ウェイクあたりのうち何人かがリリーフの枠に残るとしても
まだまだ埋めなきゃいけない枠はありますからね。

Plt%:右投手の場合右打者と、左投手の場合左打者との対戦率。
    一般的には数字が高い方が投手有利。
RA:失点率(失点×9÷イニング数)
FRA :Fair run average
  投手の場合残して降板したランナーは後の投手の出来によって自責点(失点)が
  コントロールされてしまうことが多々起こる。
  極端に言うと出場全試合リリーフ投手のBが前の投手が残したランナーをすべて得点させずに
  自分が残したランナーはすべて後を投げる投手Cによって得点されてしまった場合
  投手Bは実際の貢献よりかなりERA(RA)は悪化してしまうはず。
     逆に投手Cが投手Bの残した走者はすべて得点させたのに投手C自身が残した走者をあとを投げる投手D
  がすべて抑えて得点を許さなかった場合投手CはBとは逆に記録上は得をする。
  そんな記録上の失点つき方の不公平を降板/登板した時のアウトカウントとランナーの
  状況を考慮に入れてリーグアベレージレベルの
  リリーフ投手が投げた場合と仮定して補正した失点率

o/GR
:1リリーフ登板あたりにとった平均アウト数

GIPPlt%ERARAFRAk/9bb/9h/9hr/9whipxFIPWPAo/GR
パぺルボン6567.045%573.904.574.4710.23.87.70.91.273.721.463.1
バード7374.246%121.932.172.209.22.55.40.71.003.594.263.1
岡島5646.046%444.504.705.546.53.911.51.21.724.85-1.212.5
デルカーメン4844.051%324.704.915.186.65.76.81.41.395.15-0.312.8
アッチソン4257.053%234.425.554.416.22.88.71.41.304.53-0.464.1
R・ラミレス4442.158%034.464.463.886.63.48.31.31.304.650.162.9
ウェイク1325.0-013.603.96-4.71.18.31.41.044.38-0.285.8

バードにつなぐのは誰かが途中からキーワードだったわけだけど誰もつなげなかったという感じですね。
オカジは最後良くなってたけどERAはまだあれだけど周辺機器を見てみると散々な年だったね・・・・。
昨年から気にしてたのはリリーフ全体でフライボーラーがやや多い点。
G/Fはリリーフの中で2年連続アリーグで一番低くてバードの加入で昨年より良くなってるけど
後は被弾が心配されるような投手が多くなってる。三振も取れない投手が増えてきている。
リリーフの被本塁打も増えリーグワースト1に。
若手のボウデン、リチャードソン、コウェイヨと三人もマイナーでも極端な部類のフライボーラーだったし。


ジョナサン・パぺルボン
勝ち負けERA見ると途中復帰の先発投手って感じの成績になっています。
スプリッターやスライダーはまだ改良中と言う感じだけど
良くなってはいて三振も未だに多く奪えるけど制球は定まらない
事も増えてきたし速球を簡単に長打にされることも。なんとなくベケットと被りますね。
成績的には波が激しくって力的には現在平均的なクローザーって感じかなあ・・・・。
今期9Mでこの成績でも昇給は確実でしょうけどノンテンダーはないでしょうね。
トレードと言っても昇給で現在の働きからするとオーバーペイになるし
レッドソックスが望むような交換は難しいでしょうね。
初球の速球を簡単に仕留められる場面が増えてきましたし速球で勝負すること自体
かなり少なくなってきました。打者が有利なカウントでは以前のようには簡単に速球を投げられない。
シーズン初めは調子が悪くってだんだん上がってピークの時はやはりすごかったけど
終盤尻すぼみと言う感じになりました。たぶん残ると思うけど来年こそはしっかりね。

ダニエル・バード
バードだけが頼み。そんな状況が結局最後まで続くことになりました。
今期はほとんど勝ちゲームでの接戦というシチュエーションでの登板になり早くから8回
に定着しました。連投の回数自体はチームで1番ですがなんとか3連投は1回だけにとどめました。
大事にしなきゃいけない投手だし
フランコーナはバードを使いたくても使えなくてどうしたもんかというジレンマの連続だったと思います。
なんでバード使わないんだ!っていうのが結構ありましたよね。
終盤やや制球を乱しましたが1年通して成績的に大きな波もなく計算できる唯一の存在だった。
対左に関してはk/BBなんかはパッとしないけど成績的には大きく改善しました。

岡島秀樹
厳しい一年となってしまいました。チェンジアップに慣れられてきたのか
当てられる事、見逃されることが増え三振がかなり減って四球が増えています。
不運な打球がヒットになることも多く見受けられたけど被弾も増えており左
打者に対しての内容と成績の低下もかなり目立つし故障も増えてきた。
やや危険なサインが多く出てきてます。
調停期間中ではあるけど年俸も安くないし来季は不透明です。

マニー・デルカーメン
制球、球威どれも思ったように昨年から回復したとは言えず途中ロッキーズへ移籍。
以前の支配的投球は影をひそめ、なかなかストライクが取れませんでしたし被弾もかなり増えました。
やむなしですね・・・・。

ラモン・ラミレス
基本的に大事なところでは登板させる
信頼は得られませんでしたがデルカーメンやオカジの状態
考えればもう少しいいところで投げさせても良かったのかな
と言う感じはしました。速球が昨年以上に悪くて高めに浮いた速球を簡単に
被弾されるんでちょっと怖いと言うのは常にあったけど。
途中SFへ移籍。移籍後の成績見ると本人にはいい移籍になったようですね。

スコット・アッチソン
もともとロングとして考えられていましたが良くも悪くもそれを証明したような感じでした。
制球とカッターはよいけど速球は平凡で球威もあまりないので浮くとやられると言うかんじですね。
ある程度長い回やたまに先発をやらせるには悪くないけど
短い回をしっかり抑える役割としては少し物足りない。
そうなるとウェイクと役割が被るんですよね。
それなりによく投げてくれたと思っています。

ティム・ウェイクフィールド
先発で19試合投げたので先発のほうが多かったけど基本的にリリーフの時は敗戦処理が多かったですね。
あとは延長で投手がいなくなった時とか。終盤接戦では怖くて起用が難しいです。
レギュラー捕手がナックルを取れたから実現したリリーフ起用という感じですが
来季はどうなるかな。今期見ても分るようにリリーフ7人と言う厳しい枠に敗戦処理専門というのは
あまり好ましくないこと。
本人は先発で早いところ球団勝利記録を達成したいところでしょうけど
先発での成績みると先発5人に入るのは難しいかなと言うのもありますね。

フェリックス・ドーブロント
STから素晴らしく期待が膨らみましたがAAAでも結果を残し中盤先発のスポット、8月以降はリリーフ
での起用。
今年の投手のプロスペクトの中ではMLBで唯一可能性を見せた投手と言う感じでした。
優秀なスターター候補と認めながらも来季の役割については明言を避けているGMですが
チーム状況から言えばMLBでリリーフスタートの可能性のほうが高いのかなと個人的には思っています。


ダスティン・リチャードソン
残念ながら個人的にはガッカリ大賞。
制球が悪いままですしセカンドピッチにもなかなか相手が引っかかってくれません。
そろそろなにかしらの進歩は見せてほしいところですが。
左に対し苦しみすぎ。

マイケル・ボウデン
スライダーが良くなってたけど速球は動きがいまいちなのか
結構いい当たりを多く打たれるし球威もリリーフならもう少し出るかなと思ってたけどいまいち。
リリーフへの変換が少し遅すぎたかなというのはあるし終盤は低めに集まってて悪くなかった。
ベネズエラのウィンターリーグで投げるようです。


リリーフのマニュエルとリッチ・ヒルは既に40ロスターを外れることが決定しています。

TBが2連敗から2連勝で2-2に戻しましたね。
明日の先発はクリフ・リー。プレーオフでのリーの存在はすさまじく大きいものだけど
レンジャーズファンから見ればこの時のために大事なプロスぺクトたくさん使ってまで取ったんだ
と言うような意識も少なからずあるだろうし、ものすごいプレッシャーでしょうね。昨年からたらいまわし
のように球団を変えられて損な役回りにも見えますけど来年はピンストライプかな。ヘッ


2010打者総合

ということで打線に関しては一気に見て行こうかと・・・。
レッドソックスの得点は818点でヤンキースに次いで得点はMLBで2番目。
OPSでは.790で全体1位でした。これだけの離脱者が出ながらどの指標を見ても総合的には
攻撃力はトップクラスには位置しています。パークファクターを含めたものでもALでも3番目
以内には入ってますので全体でいえば良く頑張ったと言えますね。
というか単純な「得点」に関しては上から3チームがアリーグ東の3チームと突出しているのですが・・。
2010pos OPS
全体のOPSをポジションで見るとこんな感じになります。順位で言うと青が1位~6位のMLBトップクラス、
緑は7位~12位の平均以上、黄色が13位から18位の平均クラス、オレンジは19~24の平均以下クラス
、赤は25~30のMLBワーストクラスということで。数字の下のMLAVはBaseball Referenceに
載っていたメジャーリーグ全体のそのポジションのOPSの平均値。DHだけは順位も平均値もAL
のみに限定しました。まあ分るでしょうけどフィールドの一番下は捕手のポジションで一塁側下は
DHの数字です。
やはりこれを見るとシーズン早くからの怪我で離脱したエルスベリーのLFとキャメロンのCFに
関してはかなり攻撃力で落としていたことが分かりますね。 あとLFに関してはサブで期待していた
ハーミダが期待ハズレに終わってしまったのも響いています。
それを平均を大きく上回るゴリさんの3BとパピのDHで補っていたと言う図式が浮かび上がります。
やはりユーキリス、ペドロイアの離脱に関しても昨年レベルで考えると出場が減ったことで大きく落としていますので
チームとしては1B.2Bは平均やや上程度の数字となっています。本来ならもう少し上を見込んでいましたが。
捕手に関しては一時期ビクター、テックが同時に離脱し打撃が悪いキャッシュにしばらく頼らざるを得ませんでしたがそれでも十分平均よりいいですね。
RFのドリューは試合数的には予想以上に頑張ってましたけど結果は今一つ伴いませんでした。
昨年はベイ、エルスベリー、ドリューの外野でかなり荒稼ぎしてたのですけど今期は逆で
内野とDHが外野の攻撃力の無さを補っていた感じ。
ゴリさんはすごいですね。最後プレーオフの望みがなくなってから数試合抜けましたけど
ポジションでいうなら3Bの攻撃力は30球団ダントツのもので154試合出場で高いパフォーマンスを維持した
恩恵がはっきり表れています。MLB平均より.170も上。
では一人一人を寸評。打席の少ない選手はなし。


G:出場ゲーム数
PA: 打席数
AV、OBP、SLG: 打率、出塁率、長打率
OPS / A-OPS : 全体のOPS(出塁率+長打率) /  アウェイ限定でのOPS
PltOPS : プラトーンOPS(対右投手OPS / 対左投手OPS)
HR、RBI、R : ホームラン、打点、得点
SB/CS : 盗塁成功/盗塁失敗
WPA : 打者または走者が打席でのプレー前とプレー後のシチュエーションの変化
      (イニング、アウトカウント、点差、塁上のランナーの状況の変化)で
      勝利確率を何%上げたか(下げたか)のシーズンの合計。
      この数字が高いほど勝利に関わる大事な場面で多く活躍したことになる
      勝利確率の変動割合に関しては過去のデータを元に
      計算されているらしい。
      打者に関しては主に打撃でのクラッチ指標と言えば分りやすいかも。

P/PA: (投手に投げさせた)1打席あたりの投球数


レギュラー


1 マルコ・スクータロ SS/2B
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
150695.275.333.388.721 / .707.749/.6681156925/4-1.574.04

ほぼフルシーズン出場。出塁率も平凡で期待通りの数字とは行きませんでしたけど
フルシーズンでキャリアレベルだからギリギリ合格点ではあるかな。
エルスベリーの離脱で結局1年間リードオフを任されることになりましたし。
特に後半はやや出塁率が悪化して粘っこさがなかったけど怪我の影響もあったかなと言う感じ・・・。
そもそもスクータロも結構満身創痍でヘルニアから来る痺れや右肩等の不調もあったけど
チームが怪我人続出でスクータロにきっちり休みを与えられなかった事情もあった。
若干ボール球を追いかけることが増えてはいますが当てることに関しては相変わらず
器用で上手いのでもっとエンドランなどを積極的にしかけても良かったんじゃないかなとは思いました。
WPA見てもわかるとおりいいところでは打てなかったというのはかなりあったかなあと。
来季はラウリーとのポジション争いでしょうかね。右肩は手術しないようだけど
ちょっと心配ではあります。


2 ダスティン・ペドロイア2B
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
75351.288.367.493.860 / 898.910/.7001241539/11.434.33


ほとんどの場合初球を簡単に見逃す打者ペドロイア。
今期は自打球による足首の骨折で出場はほぼ6月までとなってしまいました。
御覧の通り全体でいえば申し分ないキャリアハイに近いペースの数字を残していたんですけどね・・・・。
今期は昨年打てなかったアウェイでも長打をよく打ちましたし粘っこさも健在で球数もたくさん投げさせました。
三振がやや増えてますがその分パワーナンバーが大きく上がってましたから 手術後の経過
が遅れなければ心配もないかな。あの自打球を防止する足を保護するやつはもっと改良できないもんかねえ・・・。



3 ビクター・マルチネスC/1B
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
127538.302.351.493.844 / .741.694 / 1.1732079641/00.943.88

ホーム&アウェイ、右打席&左打席 かなり極端にスタッツが割れたシーズンでしたが
最終的には3割20本到達。
今期はかなり左打席には苦しんだ印象です。左打席では好球をしっかり仕留められず
難しいボールに手を出し力の無い打球を量産していたのが目立ちました。
ただ右打席では同地区屈指の好投手のプライスやサバシアなどからも
かなり打ちこんでいたのは印象的でした。
指の骨折で離脱しましたがなんとか離脱は最小限にとどめてくれたし おそらく完全に治ってはいなかったと
思うけど戻ってきてからはほぼ休みなしで1B/Cでフル回転してました。そんな中でも
しっかり最終的に数字上げてきて残すあたりはさすが。
守備では序盤送球がひどくて心配したけど最終的には努力の甲斐あってだいぶ良くなってきていた。
阻止率自体は低いけどウェイクを受けていたことを考えれば悪くもない。



4 ケビン・ユーキリス 1B/3B

GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
102435.307.411.564.975 / .967863 / 1.3111962774/13.354.28

出れば安定して活躍。大きな波もないし弱点はないし長打も選球眼もあるしチャンスでもなかなか凡退しない。
昨年少し苦しんだ変化球も今年は全然苦にしなかったし
守備もいいし3Bも守れる。基本的に欠点がなく
スピード以外選手としてパーフェクトに近くになってきましたが今年も怪我で離脱。
その後ローウェルやプロスペクトのアンダーソンが1Bを埋めるには大きすぎる穴でした。
チームにとってはこれが最終的な致命傷となってしまいました。昨年も小さな離脱はあり135試合出場
に留まっていてドリューまでは行かないけどやや健康的に問題のある選手になってきてしまった感はあります。
最終的には親指の筋断裂で手術することになりましたがそれ以外にも
小さな故障は多いしとりあえず来年こそはOPS9割未満でもいいからフルに近いくらい出場してほしい。
今年は左に対してはまさに無双状態。


5 デビッド・オルティーズ DH

GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
145606.270.370.529.899 / .8671.059 / .59932102860 / 11.814.37


4月の成績が最悪だったため左の時はローウェルを使って外されたり
もうダメかとも思わせたけど5月途中に復活しその後は安定した働き。
昨年速球に力負けするところが目立ったけど今期はしっかり持ち直して30本/100打点をクリア。
ただやはり左に関しては最悪でキャリアローとも言える数字。
接戦終盤での成績が極端に悪いのは左のリリーフを出されると手も足も出なかったため。
やや三振が増えてきて穴自体は大きくなってるかなと言う印象はあるけど
まだ一発の怖さは持っていて
全体的には十分合格と言えるほどの活躍。 よくここまで跳ね返ったですね。
ドリューも今年かなり左に苦しむようになってきたし来季残ると考えるならドリューとは出来るだけ打順離したいですね。


6 エイドリアン・ベルトレ 3B

GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
154641.321.365.553.919 / .953.908 / .94328102842/1-0.613.74

どこかのセイバーメトリクスに詳しい人のブログで打撃成績は残していてもWPAが低く活躍していない
とWPA解説のダシとして使われていたゴリさんw
たしかにこれだけの成績を残してもなぜかWPAはマイナスである。
おそらく打てば試合を決めるような場面でゲッツーを多く打ってしまったことが原因であろう。
無死満塁でゴリさんを迎えると一瞬背筋が冷たくなる。満塁での成績は
AV.182 OBP.200  SLG.318、ダブルプレーも3つと最悪である。
しかしそんなものはどうでもいい。
間違いなくチームのMVPはゴリさん。
いいところで打てないことより怪我で長期離脱される方がよほどチームにとっては痛手である。
レギュラーで最多出場の154試合出場。決して怪我がなかったわけではなく途中ハムストリング
を痛めたりもしたがプレーできないほどではないと言い足を引きずりながら出続けなおかつ結果を残した。
主力の離脱の連続で頭を悩ます監督にとっては唯一計算できるオアシスのような存在だったに違いない。
相変わらずのブンブン丸ぶりでいつもの年より輪をかけてボール球を追いかけまくり
打席の上では洗練された選手が多く比較的選球眼のいい打者の多いレッドソックスの
レギュラーの中では一人浮いた存在であった 。
相手は怖がってなかなかゾーンに投げてこなかったが当たり前のようにボール球を追いかけては
バットに当てて強い打球を打つ。なぜか空振りは減り三振も減っている。
入団当初は壁に当てて数字を稼いで欲しいなんてセコイことを
考えていたけどアウェイのほうがはるかに打っている。
次もレッドソックスと契約したなら間違いなくユニフォーム買う。
ただの感想になってしまったがとにかく予想外の大活躍だった。

追加 ベルトレの頭を触る動画シリーズ
boston.sbnation.com/boston-red-sox/2010/10/5/1732608/red-sox-adrian-beltre-head-rubs#storyjump



7 J・D ドリュー  RF

GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
139546.255.341.452.793 / .820.875 / .6112268693 / 1-0.384.08

139試合とドリューにしては十分な出場数だけど終盤失速で結果が伴って来なかった。
らしくないシーズンでした。
とくにストライクゾーンの見極めがいつものドリューではなく体勢を崩されながらボール球に手を出しては凡打、
絶好球に手が出ない、好球をしっかり振っても打ち損じ、甘い球を我慢強く待ちながら一発で仕留める
怖さのあるドリューではなかった。有利なカウントをつくり出すのに苦労して結局強く打つのではなく
ボール球を当てに行くような打たされる打撃が目立った。
ビクターの左打席がドリューを極端にしたような感じだった。
一時はあまりに逆方向への打球が多いので3割でも狙ってるのか
と思ったもんだけど最終的には失速。速球に負けてる、振り遅れるところも目立っちましたね。
パピと一緒で今期は極端に左が打てない。そろそろ下り坂かなあと感じる一年でした。



8 マイク・キャメロン CF

GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
48180.259.328.401.729 / .706.588/1.128415240 / 1-0.993.84


スプリングトレーニングの時から苦しんでいた股関節付近のヘルニア が原因
で48試合しか出場できず完全な獲得失敗と言われても仕方の無い成績。
復帰後痛みに耐えて頑張ってはいたけどパフォーマンスは明らかに低下していて
特に守備面では見た目でも分るくらい緩慢に見えた。
打撃では年々左右のプラトーン要員として最適と言う感じの成績になってきていて
外野がマイナーからMLBに至るまで有望株も左だらけの現在のレッドソックスとすれば
レギュラーと言うより4thOFとしてのほうが機能するような気がするがやはり年8M近くの
の4thOFは高い。このくらいの年齢になるとローウェルのように故障手術をきっかけに
パフォーマンスを急激に落とすと言うことが多々あるし来季が心配だ。


9 ジャコビー・エルスベリーLF/CF


GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
1883.192.241.244--05107 / 1-0.453.75


肋骨骨折が原因で三度のDL入り。戻ってきても患部が悪化しまたすぐDLへもどるの繰り返しになってしまった。
今年の成績は何の参考にもならない。メディアにはシーズン中に放出候補と必要以上に叩かれ、選手間、メディカルとも上手く行っていない ような感じもするけど安売りするのは避けてほしい。
来年はNYYのガードナーには負けるな。




バックアップ


ビル・ホール UT
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
119382.247.316.456.772 / .767.841 / .6801846449 / 10.184.11

終わってみればまさかのチーム7番目の打席数を消化。ここまで出場するとも思っていなかったしここまで
活躍するとも思わなかった。HOTな時は毎試合のようにホームランを打つけど
狙いが外れた時、だめなときは全打席三振するんじゃないかくらいの勢いで球がバットに当らない。
ホームランを打ってもそれを帳消しにするエラーを同時にしでかしたり、いつ見てもハラハラさせる
選手だけど結果としてかなり助けられた。
なんであのフォームで打てるのかいまだに理解不能だけどまともに当った時は誰よりも
遠くへ飛ばすパワーはまだ健在。途中までは主に左投手限定で出されていた感じだったけど
見てみると右のほうがかなり良い成績。1Bと捕手、DH以外の全ポジションを経験している。


ダーネル・マクドナルド OF
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
117363.270.336.429.766 / .741 .715/.821934409 / 1-0.183.82

ビルホール以上に予想外の出場数、予想外の活躍。マイナー契約で今年レッドソックスに入団したけど
いつでも切ることができる便利な一時しのぎの穴埋め程度としか見られてなかった。32歳にして
2009までのキャリアのMLBでの全打席数を上回った打席数を今期だけで消化することになった。
来季はメジャー契約を得られるか?


マイク・ローウェル 1B/DH
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
73244.239.307.367.674 / .648.700 / .641226230/0-1.033.68

今年で引退。
ヒップの手術は結局上手く行かずこれが一番の引退の原因だろう。
2007後の契約は完全な失敗になってしまったけど渋い打撃に3Bの堅い守備で人望もあり
ドリューとは対照的に活躍できなくても擁護する声も多くファンから支持もあった。味のあるいい選手だった。
お疲れさんです。



ジェド・ラウリー UT
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
55197.287.381.526.907 / .962.823 / 1.025924311 / 11.633.95
MONOという病気で夏まで離脱。故障が多いだけでなく免疫系も弱くDL中当時の多くのファンの反応は
怪我や病気が多すぎてもうダメだと言うものばかりだったがその評価を5カ月後にはひっくり返して来季はSSレギュラー
などと言われ始めるまでの活躍をしたことはとてもうれしい限り。
ペドロイアの離脱もある程度埋める活躍をした。
すでに洗練された打席でのアプローチとSS/2Bとしてなら十分以上にパワーもある。
問題は以前とかわらずやはりフライが多すぎる点。ラインドライブをもっとたくさん打てる打者になってほしいかな。
ラウリーを語るときにいつも出てくる「If he stays healthy 」という言葉がいつしか外れることを願う。
レギュラーでなくてもこれだけのユーティリティが最低年俸で控えてること自体チームにとっては大きな戦力。
LAAのイズトゥリスのような選手もいるし。もちろんレギュラー奪取に期待している。
右打席での強さは相変わらず。

ジェイソン・バリテック C
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
39123.232.293.473.766 / .624.733 / .868716180 / 0-0.133.83

今 期は前半積極的に振りに行く姿勢が目立った。かなり長打が多くチームも助けられたが
運悪くビクターとほぼ同時期に骨折が判明。復帰は9月まで伸 びた。
ビクターが送球や投手とのちょっとした問題があってメディアからつまらないことをいろいろ聞かれても
あくまでも自分の役割 は控え捕手ときっぱり言う姿勢を貫きビクターに対し協力を惜しまなかった姿勢はまさにキャプテンそのもの。
どこの球団に行っても最後はレッド ソックスに戻ってきてくれるだろうと思っている。


ジェレミー・ハーミダ LF /RF
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
52171.203.257.348.619 /  .556.645 / .479629191 / 0-0.764.08

エルズベリーが早々 に離脱しチャンスが訪れたが残念ながら完全に期待ハズレ。
不運な怪我もあったが好球に手が出ず低めボールの変化球にあっさり引っかかる
シー ンが多かった。守備も思ったより悪かった。


プロスペクト

ダニエル・ナーヴァ LF
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
60188.242.351.360.711 / .536.718 / .637126231 / 10.304.01


ドラフトを介さず独立リーグからマイナーを経てMLBへ。シンデレラストーリーに加えて初打席初球満塁HRというビックリをやってのけた。
しかしその後はさすがにMLBでは苦しんだ。
ボールの見極めは悪くないけどMLBレベルではコンタクトにまだ問題がある。そんなにパワーがあるわけでもないし
守備力も平均以下なのでこのあたりは磨かないと上で生き残るには決め手に欠ける。
できればレッドソックスより出場機会与えてくれそうな再建途中のような球団のほうがが本人にとっては一番良いのだが・・・。


ライアン・ケイリッシュ OF
GPAAVOBPSLGOPS/A-OPSPlt OPSHRRBIRSB/CSWPAP/PA
53179.252.305.405.710 / .708.748 / .5994212610 / 10.144.16
外野レギュラー陣総崩れでチャンスが巡ってきたレッドソックス期待のプロスペクトの一人。
やはり苦しんだけどキラリと光るものは見せてくれた。現時点でレッドソックスの外野レギュラー
の後継者に一番近い存在だろう。さすがにAAで支配していたようには行かずMLBレベルでは
見逃し三振が増え四球も大幅に減ったし変化球にも苦しんだが
途中少しづつアジャストしてきている感じもあったし守備もMLBレベルでも
十分通用するところを見せたし終盤はほぼCFで使われることも多かったけどそこでも十分可能性は見せた。


ラーズ・アンダーソン1B
ユーキリスの離脱で40人枠入り。年齢考えるとそろそろ大砲候補の片鱗は見せてほしかったけど
パワーに関しては印象に残る打席はほとんどなかった。そのかわりディシプリンはさすがにいいもの持ってる
なあと言う感じでしたが。

ジョッシュ・レディック OF
残念ながらMLBで見た限りでは打撃で昨年と比べても今一つ大きな進歩は感じられず。
球種とゾーンの認識、コンタクトいずれも課題を残す。
守備は素晴らしく肩とレンジは持ってるしパワーはあるのですが・・・。

ヤマイコ・ナバーロ SS/2B/3B
打撃に関しては明らかにまだ昇格が早かったと言う印象。パワー自体は思ったよりかなりある。
守備はやはりSSというより3B/2Bがベストかなあ・・。





全体的にはやっぱり怪我に泣いたシーズンに落ちつくんですよね。みんな成績はそんなに悪くないどころか
全体的にいい選手ばかりでしたし。シーズン前はベルトレとパピがどの程度活躍できるかがポイント
の一つだったと思うけど、それ自体は予想以上に上手く行ったのにねえ・・
ちょっと無駄に長くなりすぎましたがこんなもんで。

ジョン・ラッキー シーズン終了

IP:投球回
whip: (四球+安打)÷IP
xFIP=奪三振、四死球、ホームランの数から野手の影響を排除して投手だけの能力を
    ERAベースで導き出そうとしたもの。
    ERAと同じで低いほど良いとされる。通常のFIPと違ってホームランの数は実際に打たれたものでなく
    打たれたフライの数の約11%を数字として使っている。
k,bb,h,hr/9 :三振、四球、被安打、被本塁打の数を9イニング平均に換算したもの
SHO :完封
CG : 完投
QS% : クオリティスタート(投球回6回以上3自責点以下の条件を満たした登板)の%
high-QS% :通常のクオリティスタートよりさらに条件を厳しくし7回以上2自責点以下の条件を満たした登板の%
TS% :安易ですがterrible Start。5イニング未満の登板 or 5回以上でも投球回以上の自責点がついた登板の%
IP/GS : 一試合平均の投球回数



ジョン・ラッキー
先発IPERAwhipxFIPk/9bb/9h/9hr/9SHOCGhigh-QS%QS%TS%IP/GS
33215.214114.401.424.326.53.09.80.80036%64%15%6.5

大型5年契約初年度はかなり苦しみました。やはり一番は以前と比べてアウトピッチである
カーブでなかなか空振りを奪えないという点は終始気になりました。
が最終的には許容範囲の成績は出したと個人的には思ってます。
全体的には松坂の1年目と同じような数字ですね。
良いところでいえばレスターと並んで離脱が一度もなかったことととイニング数、平均イニング数も
チームトップであったこと。このあたりはやはりさすがです。あえて言えば途中をつなぐリリーフが
やはりもう一人しっかりしたのがいれば・・・・・と言うのもラッキーの試合では結構ありました。
平均投球数がチーム一の109球とこれも立派なのですけど若干引っ張りすぎたような試合も何試合
か見受けられましたし勝ち投手の権利を持って降りた試合でブルペンにより
5試合勝ちを消されています。これはちょっと多いかな。でも負けも4試合消してもらってますけども。
ERAに関しては大差は出ていませんが後半戦前宣言していた通り
後半戦は内容がだいぶ良くなっていて来季を心配させるようなほどではありません。
どの投手でもだいたいここのところ先発移籍一年目は苦労しているしラッキーも多分にもれずそうでしたが
最終的にアジャストしてきた感はありますし来季以降に期待はできる終わり方だったと思います。
前半戦は内容がかなり悪くランサポートがそのかわり絶大にあったけど
後半は真逆の展開になりました。意外ですが完投が1試合もなかったんですよね。
これはラッキーのキャリアでは初めてのこと。
内容的にはむしろホームのほうがいいくらいでアウェイとの差も成績的には大差はありませんでしたが
やはりBABIPの違いなんか見ると若干球場で損してる所もあるのかなと。





今日でシーズン終了ですか。選手の皆さまお疲れ様でした。
来季こそはいい年になるといいよね。
シーズンが終わると言うことは熱いストーブリーグの始まりでもある。
予算はある程度空くだろうけど埋めるところも多くどのように修復しますかね。
楽しみです。とりあえずプレーオフが終わるまでは大きな動きもないだろうし
まったり野手なども少しづつ振りかえりたいと思います。
皆さん応援お疲れさまでした。

ウェイク、松坂シーズン終了

IP:投球回
whip: (四球+安打)÷IP
xFIP=奪三振、四死球、ホームランの数から野手の影響を排除して投手だけの能力を
    ERAベースで導き出そうとしたもの。
    ERAと同じで低いほど良いとされる。通常のFIPと違ってホームランの数は実際に打たれたものでなく
    打たれたフライの数の約11%を数字として使っている。
k,bb,h,hr/9 :三振、四球、被安打、被本塁打の数を9イニング平均に換算したもの
SHO :完封
CG : 完投
QS% : クオリティスタート(投球回6回以上3自責点以下の条件を満たした登板)の%
high-QS% :通常のクオリティスタートよりさらに条件を厳しくし7回以上2自責点以下の条件を満たした登板の%
TS% :安易ですがterrible Start。5イニング未満の登板 or 5回以上でも投球回以上の自責点がついた登板の%
IP/GS : 一試合平均の投球回数


松坂大輔
先発IPERAwhipxFIPk/9bb/9h/9hr/9SHOCGhigh-QS%QS%TS%IP/GS
25153.2964.691.374.737.84.38.00.80017%40%17%6.1

2年連続して規定投球回割れとなった。
成績は平凡でレッドソックス内のローテーションの最後尾が板についてきた感じ。
さすがに酷かった昨年より速球の球威はだいぶあったけども前半はジェットコースターを繰り返し
夏の初めあたりは良くなり始めたかなと思ってちょっと期待したもんだけど
一度腰か何か痛めてローテ回避したあたりからまたいつもの松坂になっていました。
実は%的には意外にも平均と比べてもストライクゾーン内にボールが行かないと言う投手ではないのだけど
悪い時のハズレ方が極端なのとボール球でも振らせて打ち損じや空振りを発生させるような騙すようなボール
と制球力がないのかな。
だんだん研究されてきて元々の武器だったスライダーなんかは以前と比べると見切られてる感じがするし
今期は実際以前のような曲がりの大きいスライダーはあまり投げなかった。
かといってそれに変わる大きな武器があるわけでもないし肝心の制球もない。
そういう意味では最近覚えたとされるスプリッターが安定して機能すれば苦手の左打者を欺くには面白いのだが
それもしっかりした制球力と動きがあってのこと。
MLBでもはや4年いまだにアジャスト中と言う感じだけど今期はしっかり調整もした上でのことだし
率直に言って課題にしていた速球の球威が回復した現在でこれだから来年以降大きく上向くと期待することもできんし
フィジカル的な弱さも含めて現時点の力がだいたいこれくらいじゃないかと思います。
しかし年々ハードルが下がってきてるよねえ・・・・。


ティム・ウェイクフィールド(先発の成績のみ)

先発IPERAwhipxFIPk/9bb/9h/9hr/9SHOCGhigh-QS%QS%TS%IP/GS
19115495.711.425.065.62.610.21.20021%47%26%6.1


結局ベケットや松坂の離脱などで19試合先発することに。
傾向はベケットと似たような感じでk/BBなんかはそこそこいいけど被安打が増えました。
状態良ければもっと使ってほしかったと言うのはあるけどやはりローテを任せるには正直決め手に欠けました。
ウェイクの場合不利なのは盗塁やワイルドピッチとパスボールなんかで平均的な他の投手より進塁
されやすいことと捕手が制限されやすいという問題が常にある。
来季ビクターがいないと仮定した場合どうしたもんか。サルティに練習させてるかどうか知らんけど。







ところでゴリさんは今期もう終了なんだってね。来季いるかどうかわからないけど
本当に楽しませてもらった一年だったしハムストリング痛めながらでも
チーム事情で離脱するわけにもいかず関係なしに試合に出ていて結果残してたのは
本当にすごい。
アホみたいな打ち方のありえないホームランを生で見れて血が騒いだ。
ビクターも3割20本はほぼ決まりですね。怪我後なかなか打撃が上を向いてこなかったけど
最終的には力を証明することになった。さすがでございます。
ローウェルも引退。再契約後は完全に失速してしまったけど2007の原動力だったし
お疲れさんでした。
スクータロもシーズン終了。もっと休ませてヘルシーに保ちたかったけど怪我人だらけだったし仕方ない・・・。
肩の怪我が上向く事を祈るけどラウリーには来季はぜひ抜いてもらいたいねえ。

ベケット、レスター、バックホルツ、シーズン終了

とりあえず今期の登板が終わった先発のスタッツを簡単に振り返ろうと言うことで。


IP:投球回
whip: (四球+安打)÷IP
xFIP=奪三振、四死球、ホームランの数から野手の影響を排除して投手だけの能力を
    ERAベースで導き出そうとしたもの。
    ERAと同じで低いほど良いとされる。通常のFIPと違ってホームランの数は実際に打たれたものでなく
    打たれたフライの数の約11%を数字として使っている。
k,bb,h,hr/9 :三振、四球、被安打、被本塁打の数を9イニング平均に換算したもの
SHO :完封
CG : 完投
QS% : クオリティスタート(投球回6回以上3自責点以下の条件を満たした登板)の%
high-QS% :通常のクオリティスタートよりさらに条件を厳しくし7回以上2自責点以下の条件を満たした登板の%
TS% :安易ですがterrible Start。5イニング未満の登板 or 5回以上でも投球回以上の自責点がついた登板の%
IP/GS : 一試合平均の投球回数



ジョシュ・ベケット
先発IPERAwhipxFIPk/9bb/9h/9hr/9SHOCGhigh-QS%QS%TS%IP/GS
21127.2665.781.544.028.23.210.61.40014%48%33%6.1

キャリアワーストのシーズンとなってしまった。大誤算のシーズンでした。
腰の怪我により長めの離脱を余議なくされたし、復帰後もDL前ほど酷くはないけどパッとしない
という登板が多く最後までさすがベケットと言うようなスカッとするような圧倒的な投球は見られなかったのは残念。

御覧の通り被安打数、被本塁打数が近年より著しく増え3試合に1回はTSとメッタ打ちにされることも数多くありました。
基本的にはフォーシームとカーブが絶対的な武器になっていた投手だったけど
昨年あたりから意識してモデルチェンジしようとしている感はあり、
フォーシーム、カーブが減りカッターやツーシーム、チェンジアップ等を多く使いだしてはいますが
上手く行かずもがいている
と言う感じです。とくに見ていて印象が強いのが速球に威力を感じず高めに
浮いたムービングファストボールを簡単に長打にされていること。
決して コントロールがない投手ではないけれどBBが近年より増えている点は今年の場合はどちらかというと
以前より簡単にまともに勝負出来なくなっていると言う印象の方が強いです。
球種のバランスが大きく変化したことによるコントロールの難しさもあるでしょう。
実際球速も落ちてはいますがそれ自体はそれでもまだ平均的な先発投手よりも十分速いのですが。
今年は新しいスタイルを確立するための過渡期であると信じたい。

 

ジョン・レスター
先発IPERAwhipxFIPk/9bb/9h/9hr/9SHOCGhigh-QS%QS%TS%IP/GS
322081993.251.203.309.73.67.20.60238%63%13%6.5

最終登板の炎上でサイヤング賞の可能性はほぼ無くなってしまいましたが
レッドソックスの先発の確固たるNO1であり
リーグを代表するような先発の一人に成長したといって差し支えないでしょう。
三年連続ローテ回避なし、三年連続200イニングERA3.5以下。
所属するリーグ地区の厳しさとフェンウェイを本拠として戦う左の先発投手という厳しさを考えれば
実際の数字よりもっと評価されてもいいのではないかと思います。
今期はチェンジアップが大きくよくなりそれにより右打者をゴロに打ち取る事も増え
引き出しがまた一つ増えたと言う感じです。
依然ハイレベルな三振奪取率を維持していますがサイヤングにたどりつくにはやはり制球。
過去何年かのサイヤングクラスとの大きな違いは無駄な四球やボール球を
出すか出さないかに尽きると思います。
突如として誰に何を投げてもストライクが入らないという状態が継続してしまうこともまだある。
とはいえもちろんいつかサイヤングは取ってほしいけど1つのサイヤングより一番大事なのは常に高い次元で計算できる
先発投手であり続けてくれること。それは十分どころか100%以上クリアしている
極めて順調です。この次元で毎年ハードルが上がり続けるというのは非常にハードですね・・・・・。

★オールスター初選出
★月間最優秀投手(5月)





クレイ・バックホルツ

先発IPERAwhipxFIPk/9bb/9h/9hr/9SHOCGhigh-QS%QS%TS%IP/GS
28173.21772.331.204.216.23.57.40.51139%68%14%6.2

今日の発表でバックホルツは次回登板を回避することに決定。シーズン終了となります。
自身初の規定投球回を投げ切りしかも全登板のうちQSは68%といきなりチーム1の数値をたたき出し勝ちを稼ぎました。
投球とは関係ないところでハムストリングを痛めちょっとした離脱は一度ありましたが文句なしですね。
昨季から速球とチェンジアップに関しては非凡なところを見せていたけど今期はそれにカッター
が他の球種と同様に武器として使えたのも大きかった。速球に関しては威力十分で球速も順調にあがってきていて
動きが素晴らしい。チェンジアップは真下に沈むような軌道のものとシュート気味のものと
2種類おそらく打者の左右で使い分けていて打者を頻繁に騙してタイミングをしっかり外していることが多かった。
やや奪三振率が低いですがカーブが一貫してこればいずれは少し上がってくると見ています。
今期先発で完封を記録したのはチームの先発ではバックホルツだけでした。
来季は今期の活躍で格段に周りから求められるハードルも高くなるだろうし
もともとの期待値が高い投手だけにチームの柱として来季からは周りも見るし重圧もそれだけかかるでしょう。
そんな中でも来季はきっちり200IPは突破してほしい。
いずれコマンドも一貫し始めればハラデー様のように超ハイレベルなイニングイーターの高みに・・・
という期待が膨らみます。

★オールスター初選出
★月間最優秀投手獲得(8月)



個人的にはレスターのオールスター初選出は一番うれしかったですね。
過去2年成績自体は最終的に素晴らしかったけど2年とも前半のスロースタートで前半の印象が良くなくて
選ばれなかったけど今期は無難に選ばれました。


ところでダルビッシュがポスティングにかけられるって出てたけど本当ですか?
面白いことになりそうです。当初はMLBに行かない宣言をしていたけど
あれほど日本で敵なしの選手がもう一段上のレベルに行くことはアスリートとしては
自然な成り行きではないですかね。
まあレッドソックスには関係のなさそうな話ですがね。
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